繋がり

宇宙の彼のものとの繋がり

私は生かされるか 隣りの次元にゆくか 彼方にゆくか 所謂(死)と言われるものの

行先は一つではない 雨粒の中に無限に拡がるうちゅうがあるようなもの 原因は いくと通りもあるが どのような 状況で(死)を迎えようが 恐れるものは何もない

幾千もの昨日 幾千もの明日 一万年前も 昨日と同じ 遠い過去の死者との再開も遠い未来ではなく、明日  全ての再開は明日の目覚めで世界は一変する 万物の全ては現在に集約される 現在のこの一瞬一瞬の瞬きの中にこそ全ての輝きがある 美しさとは 氷河期の 地中深く固まった状態 生の息吹のない世界 太陽の放射で摂氏数千度の轟 旋光貫く稲妻 射るように落ちてくるスコール   めくるめく惑星群の動き 

 

 

 

 

 

真理とは

真理とは そうであってそうではないということ 善も悪もなく 白黒つかない状態 勿論グレーゾーンでもない 存在していて存在し得ないもの 地球がどこまでいっても球いように そして回り続けるように 終わりのないもの もしも停止しても終わりと同時に始まりかもしれないもの 神と呼ばれる存在が真実であろうがそうでなかろうが あらゆる信念 現象などがそのはっきりしない状態で確証のないまま葛藤なく あらゆるものを受け入れそしてあらゆるものを排除する すなわち全き空虚  

苦しみは過ぎ去った

苦しみは過ぎ去った  今や全き平穏がこの部屋を包み込んでいる 私の愛する全ての幸福が私の不幸の上に確約されている これが絶え間ない満足感を与える 貴方は誠実さと思慮深さを ひたむきでとても 真摯に静かに訴えてくる 反面 破壊的で攻撃的な表面を自制出来ない 繊細な感性は耐え難いまでに憔悴し最早儚くなりつつある 

私に喜びは必要ない  悲痛のすべてを胸に抱え死に絶えた道を歩む その者には静かな沈黙を貫き何一つ伝える必要はない 静寂が私の周りを取り巻き 今や全き平穏が空間を飲み込んでいる  私の身体は透き通りきらりとしたもので敷き詰められ穢れも屈辱も溶け込まれてゆく 貴方は悲痛なまでに私に語りかけてくる  

発展先進国

発展先進国になるほど 狭量になる場合もある 豊かな生活に慣れすぎてお金がなければ不幸だと決めつけて争いのもとになる お金がなく生活が苦しくても思いやりを持ち穏やかに生活することはできないだろうか 昔はそうゆう日々もあったことだろう 裕福ならば満ち足りるだろうかそれはそれで一概には言えない 人間の欲 不満はきりがない どの時代でも裕福でも貧困でも同じことが繰り返される 多分未来永劫と だからといって 世界中の人々が修道院のような生活をし 規律正しく静かな 魂が洗われる世界 これも違う気がする  人は何故 住む場所もあり 苦しくとも何とか生活ができるのに 攻撃的になり 弱い者に当たるのか 人は何故 裕福で時間もたっぷりあり何の恐怖を感じてもいないのに他の人種に差別を行い憎しみを増大させるのか 人は何故住む家もなく食料もなく寒さと不安に怯えその中から 怒りと攻撃性が生まれるのか

 

 

 

文化

色々な国々の全てのジャンルにわたる文化 名前も知らない国の文化 己の周りだけの狭い視野に囚われず限りなく広く捉える そしてどんなにすばらしい世界があろうとそれに捉われない 様々な異文化それらに重要な意味はないが 大切に守りとさなければならない伝統もあり 例外なく素晴らしい 文化は人間が作り 伝統 伝説も人間が作る 人は文化を大切にし今日まで残り大切にされている文化もある そしてどのような国のどのような異質な文化であろうと全ての文化を尊重しなければならない どんなに難しく 奇異なる文化もあるかもしれないが その時代その国にとり重大かつ救済になったであろう 文化とは習慣 ある意味では規則性 人々の拠り所になってきたのである そしてそれらの文化は重要な意味はない

単純という人生観

単純という人生観 生活 仕事やるべきことはやって なおかつ単純であろうとする 家など生活スペースから 不必要なものを破棄家の中を整理することで 頭の中に余裕が生まれる 人間関係の関わり方を単純にする 深くなるほど面倒も起こりやすい 小さな物事をマニュアル的に狭量に捉える時とかく問題は大きくなり嫌悪感 不信感が生まれ衝突する 価値観の違いを受け入れることができない 支配欲 物欲 その他俗物的な考えを 棄てる 思うに人は自分お施行に支配されている 好きなこと こだわり 怒りの対象まで 人により違いはあるが ほとんどの人は単純なことを複雑にしている 目に映るもの全て先入観を捨てありのままに観察する いかなる主観も同感も反感も持たず静に受け入れる 自分のすべきことを 単調な毎日を離れたところから静観する 単純であるときそれは寛大さ穏やかさ許しにも通じる