展望 

それに向かって進む それは確実に或る そしてその時が来たら木目細工のようにしっくりと合わさる それが成るのだ 体中のエネルギーを溢れさせ 常に手繰り寄せている 頭の中を無垢にして求め続けている それは 彼方にあるが突然に舞い降りる 必ずつかみ取る時が来る運命なのだ ただ ただ 進んでいればよい 彼方を目指して 途中で霧と一緒に消えてしまうかもしれないが 足元から底なしの絶望に吸い込まれるかもしれないが 遠くから天使に呼び止められ心動かされるかもしれないが ただ 彼方を目指すのだ その時が来たら それは 現れるだろう 圧倒的な存在力を示して 驚くべき包容力をもって そして開かれる 無限に開かれそれは何時でも受け入れている